毎日の礼拝

毎日のお話

2020/06/01

與那城 初穂(聖書科)2020/5/26・27

 申命記 7章6~7節

 経済学者の水野和夫氏は、ノアが人類の危機に備え救済したように、経済学は救済の学問であるした。しかし、そうした経済理論にそぐわない行為が行われた結果、格差社会が生じたと述べる。この世界規模のパンデミックの中で、世界の人々が共生できるように、私達は使命を与えられ、働く事を期待されているのではないか。宗教改革者のルターが、職業を神からの使命であるという考え方を示したように。今日の聖書は、私達の神の期待の言葉だ。貧弱な私達の使命の中に、ゆだねるという事も含まれるのだ。