のぞみ寮通信

みぎわ館

2020/02/15

みぎわ館 88号《女子寮合同スポーツ大会 第一部》

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 めぐみ館・みぎわ館の行事委員から「2月6日の夜は女子寮合同で行事やりたい。」と3週間ほど前に申し出がありました。1年生がスキー教室に行く2月5日~7日までの2泊3日は2年生だけの寮生活。とっても特別な2泊3日です。各館の先生たちは毎年この時は、その館ごとでやりたい事を考え、課題に取り組み、チームワークを形成し……と自分の館の寮生たちとやりたいことをとことんやれる時間だと楽しみにしています。もちろん私もそうです。だから、最初は「え~。」とちょっと残念な声を上げてしまいました。でも、よくよく考えると、ずっとめぐみ館はめぐみ館、みぎわ館はみぎわ館とパリッと別れて過ごしていたのが、いつの間にか相手の館をリスペクトしあいながら、館同士で交わり合って成長し合う寮生の姿が見られるようになってきました。「これってすごいことだよね、これって嬉しい事だよね。」と先生たちでも話題に上るほど。そう思うと、この特別な夜に女子寮合同での行事は大きな意味がある気がすると思わされた私です。しかも、寮生からそんなリクエストが挙がってくるなんて!互いをより知り合い、良さを伸ばし合い、足りなさを補い合い、共に成長する機会が与えられるまたとないチャンスだと寮生から教えられた気がしました。最初に残念な声を上げて、ごめんなさい。

 結果、とっても素晴らしい交わりの時となりました。放課後16時半から第一部が始まりました。夕食直前の18時までたっぷり、体育館を借り切って、ドッヂボールとバスケを館にこだわらないチーム分けをして楽しんでいました。時に戦略ミーティングを持ったり、「ドンマイ!」とか「うまい!!」と励まし称える声を掛けたり。とにかく「認め合う」言葉かけが飛び交っていた事、すごいなぁと感心させられました。

 普段、「動くの嫌いなんだよね。」とつぶやいてる人がドッチボールのキャッチがやたらうまかったり、「投げるのも取るのも苦手」と言ってる人がバスケでブロック連発していたり。みんなのキラッと輝く意外な一面にもいっぱい出会えたステキな第一部レクとなりました。

 

 

 

 

《2年生だけの全体礼拝》

 

migiwa0088_31 2年生だけの夜の礼拝は全体礼拝。各館から1名ずつお話してくれる人がいました。みぎわ館からはAさんが推薦され、お話してくれることになっていました。当日までAさんが何を話すのか全く知らないみぎわっ子たちと私。いつもいいお話してくれる人なだけに期待大でこの時を迎えました。Aさんのお話、涙したのは私だけではありませんでした。Aさんは「今私がここに立てているのは私に関わってくれたすべての人のおかげ、特にみぎわのみんなのおかげです。みんなとの出会いや関わりが今の私を創り上げてくれました。心からありがとう。」と声を詰まらせ、語ってくれました。Aさんは春から留学が決まっています。このメンバーで共に過ごせるのは残り1カ月半。この時期にAさんのみんなへの想いを聞くことができ、改めて与えられている時間の限りを知り、出会いを感謝し、それぞれの成長も実感し、とっても心暖かくなる礼拝をみんなで守ることが出来ました。
 礼拝後、女子寮合同レク第二部が控えていたのですが、その前にみんなでAさんとハグをし、言葉にならない気持ちを伝えあい共感し合うこともできました。こういう時間を共に持てるって、本当にすてきなことだと思います!

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