自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
2020/02/14
2年生だけの夜、たらふくお鍋を食べた後は、みぎわ館に戻ってミーティングを行いました。この日のミーティング、いつも私は楽しみにしています。この日に限っては、毎年なのですが、私が時間をもらい、何かをしています。しっかり話し合いをする時もあれば、ワークショップをする時もありで、その時々の今共に考えたいこと・取り組みたいこと・学びたいことに合わせて何をするかを決めています。
今年は元気なみぎわっ子２年生たちとどんなことをしようかと数日悩み決めました。5日はたらふく食べるし、6日はたらふく遊ぶし……だとしたら後は頭を使う事だな、と（笑）。そして巷で話題（？）の謎解きゲームをチーム戦で行いました。全25問をしてどれだけ解けるか。「スタート！」の合図とともに顔を寄せ合い話し合いを始めるみんな。真剣に話していたかと思うと、納得して大きく頷いたり、分からなくて険しい顔をしたり、解けたからか満面の笑みでガッツポーズをしたり。かわいいったらありゃしません。互いに教え合い、アイデア出し合い、とっても集中して取り組んでいたみんなを見て、よく食べ、よく遊び、よく笑いに加えてよく考え、伝えあい、協力し合うこともよ～く出来る人たちなのだと知り、これからが良い一層楽しみになりました。
謎解きはかなりの確率で正解をたたき出したみんな。それも短時間で。この頭の柔らかさもこの人たちの魅力の一つだなぁと思いました。謎解きは答えだけを聞いてもわけがわかりません。なぜその答えになるのかが分からなければ理解できないものなのですが、不正解となったものも、正解を伝えると「なぜ？」をこぞって考え、納得に至っていました。すごいです。
その後はこれから最高学年としてみぎわ館の主軸を担う51回生として、何を大事に過ごして行くか、何を大事に53回生を迎えるかを話し合い、発表し、ミーティングを終えました。私にとっても、みんなの新たな面、尊敬する面と出会わせてもらい、素晴らしい時間となりました。そしてこの夜、みんな揃って畳の間で寝ました。布団にもぐって、寝てるんだけどなんかとっても楽しそうなみんなの寝顔に、改めて幸せを感じた一晩でした。
《シフォンケーキ》
鍋パーティ直後は「もう何も入らない。別腹なんて存在しない！」とお腹をさすっていたみぎわっ子たちでしたが、ミーティングを終えるともうすでに「お腹すいた」モード。さすがです。「シフォンケーキ食べよ～。」と、調理師さん達に作ってもらったふわっふわのシフォンケーキを囲んでいました（笑）。3台もあったのですが……もちろん完食。やっぱりすごいわ～、この人たち！
