毎日の礼拝

毎日のお話

2020/01/30

東 晴也(寮長)

ヨブ記 37章21節  ノートルダム清心女子大学の学長だった渡辺和子さんの著書に、「泥かぶら」の話がある。醜いために泥かぶらと呼ばれている女の子が、旅のおじいさんと出会う。彼は、3つを言い置いて去る。1つは「いつもにっこり笑う事」、2つ目が「人の身になって思う事」、3番目が「自分の醜さを恥じない事」だ。女の子は、人買いの身代わりになるが、人買いに話をしているうち、彼の冷たい心が温められ「ありがとう、仏のように美しい子よ」という言葉を残して去る。皆さんも旅のおじいさんが教えてくれた3つの事を守り、美しくなったあなたが、弱い人を癒す存在になってほしい。