のぞみ寮通信

みぎわ館

2020/01/12

みぎわ館 77号《明けましておめでとうございます!》

 2020年を迎えました。みぎわっ子たちが「ただいま~!」と元気に帰寮し、新たな歩みを共に始められたこと嬉しく思います。それぞれ自宅でゆっくり・のんびり・エネルギー補給もしっかりしてきた感満載のみぎわっ子たち。「おうちに帰りた~い!」と叫んでいる人もいますが(笑)、そう言いながら仲間にギュッとハグをしにいき、ゴロゴロと甘えている姿は可愛くて仕方ありません。帰りたいけど、ここも好きだと言ってもらえているのかぁなんて、一人で理解しています。

 新しい年も、みんなでいっぱい笑い合い・語り合い・支え合い・乗り越え合っていきたいと祈ります。今年も、どうぞよろしくお願い申し上げます!

 

 

 

<ラストメッセージが始まりました>

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 ラストメッセージとは、3年生が3年間で最後の礼拝のお話のことです。もう今後、みぎわ館の礼拝でみんなの前で自分の言葉で自分の気持ちや考えを語る機会はありません。だから、3年生にとっても、聞かせてもらえる私たちにとっても特別な礼拝のお話・ラストメッセージなのです。1月7日から始まったラストメッセージ。1月28日まで続きます。毎日1人か2人の3年生が、3年間を振り返り自分について語ります。この時間、語り手の3年間が私の頭の中にもよみがえり、入寮してきたあのうつむき加減のこの人が、こんなことを語れるまでになったのかとグッときます。涙なしでは聞けません。まだお別れではないのだから、泣かずに聞こうと頑張ってはいますが……。

 

 改めて貴い3年間だと実感させられています。一人ひとり、本当に大きく・豊かに成長しています。自分の弱さを知り、向き合い、大事にし、人の弱さを大切に出来る人となっています。入寮してきた時、私は「ここでの生活で隣人を愛せる人になろう」と話をしました。今、50回生のみぎわっ子たちは間違いなく隣人を愛せる人であると言えます。そして仲間からたくさん愛されてきた人たちです。愛されるから、愛せる人になる。のぞみ寮ではこんな循環が絶えず存在していることを3年生達は教えてくれました。みんなとの出会いに心から感謝せずにはいられません。共に過ごせる残りの時間を大切に(それは1年生も2年生にも同じです!のぞみ寮の生活は3年間と限りがありますから…。)、互いにリスペクトを忘れず、「大好きだ~!!」を伝え合って過ごせる日々でありますように。私の「大好きだ~!!」もしっかり届けることが出来ますように!

 

 

 

<2019年末の出来事①~1年生の寮クリスマス飾りつけ編>

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 (クリスマスの話題が今頃になってしまい申し訳ありません!私事ですが、腰痛を発症し、HPに着手できずにいました。。。みぎわっ子たちにはたくさん支えてもらいました。心から感謝です!!これから(今更ですが)年末分のみぎわ生活のご紹介も加えて行っていきます!お楽しみに!!)

 

 さて、2019年12月14日(土)に行われた寮クリスマス。1年生の役割は会場となる友愛館の飾りつけです。今年の飾りつけは友愛館を海に見立てて行うことになりました。みぎわ館の担当は熱帯魚。熱帯魚!?(笑)。

 1年生達、みんなで協力して取り組んでいました。一番最初にしたことは、Rさんがふるまってくれた超オシャレなスパークリングジュースを13人で乾杯するところからこの取り組みは始まりました(やっぱりお腹を満たすところから始めるのです!)。次に2・3年生にもアイデアの協力を要請し、会議室にみんなでこもってみぎわ館40人分の色んな種類の熱帯魚を1枚ずつ画用紙でつくっていました。まぁ、そのにぎやかなこと。何をしても助け合って、楽しくできるのはこの人たちの才能です。本当に感心します。

 12月13日(金)、寮クリスマス前日の夜、いよいよ友愛館に飾りつけを行いました。真剣に飾り付けている人、張り付ける向きにアドバイスをしている人、全体を見て足りないものを急遽作成している人、テンション上がって踊りまくっている人、飾りに使うモールを体に巻き付けゴージャス感を味わっている人。。。いろんな人がいて、とっても面白いことになっていました。そしてすごいなぁ!と思ったのが、「ちゃんとやってよ!」と怒る人がいなかったこと。一見、好き勝手に遊んでいるように見えても、ここに集っていることで良しとし、助けて欲しいことあれば声をかけ、それぞれが好きに過ごしているように見えて、ちゃんと協力し合っていたことです。一片を見て決めつけてイラっとしてしまうのが人間の弱さのように思いますが、52回生のみぎわっ子たちは一味違いました。なるほど、と私が学ばされた時間となりました。