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同窓会

2020/01/09

同窓会奨学金・50周年記念特別奨学金 感謝の手紙

 今年も敬和学園同窓会より同窓会奨学金並びに50周年記念特別奨学金を支給して頂きました。支給された計8名の生徒それぞれがしたためた同窓会へのお礼の手紙をお届け致しますが、代表して3年生1名、1年生1名の手紙をここに記載致します。今後も何卒ご支援いただきますようお願い申し上げます。この度は誠にありがとうございました。 

 

 

三年大雪クラス N

 今年度もこのように同窓会奨学金支給者として選んで頂き誠にありがとうございます。私の家は4人兄弟でもあるため経済的にとても厳しいです。ですがその中でもこのように私立の高校に通わせてくれ、そして寮生として新潟に送り出してくれた親にも感謝しています。なかなか経済的に厳しい中でこのような奨学金を頂けること、本当に感謝しています。私には将来、看護師、助産師になりたいという夢があります。兄弟が多いため幼い頃から母の出産に2回立ち会っていました。生命の力強さや看護師さん、助産師さんを見た時、心のどこかで私もこうなりたいと思っていました。そしてその場に立ち会う中で神さまは本当に居るのかもしれないとキリスト教の神様の偉大さを感じたりもしました。ですがいざ、自分がこの道を歩もうと決心するまでには多くの時間がかかりました。たくさん悩み自分ができることなのかと葛藤しましたが、このように学べる場とお金を与えられている環境があるのだからと決心する一押しになりました。私の夢への後押しを同窓会奨学金を通してしてくださったこと、心から感謝申し上げます。

 

 

一年苗場クラス I

 この度は私を同窓会50周年記念特別奨学金支給者に推薦してくださり、本当にありがとうございます。多くの敬和生の中から採用されたことを重く受け止め、戴いた奨学金は学費に充てさせていただきます。

 私は家族に金銭的余裕が無いことを知りつつ、わがままを承知で敬和学園への進学を希望しました。親には最初反対されましたが、それでも懇願しつづける私の姿を見て、祖父母が「お金の心配はいいから。」と私の希望を叶えて学費を払ってくれています。余裕の無い中、やりくりして学費に充ててくれていますが、負担は私が思っている以上に大きいと思います。そのため今回、奨学金の支給を戴けることで少しでも祖父母の負担を減らすことができ大変うれしく思います。

 祖父母になぜ生活費を切り崩してまでして私の進学を後押ししてくれたのかと聞くと、「普段あまり意志を主張しないあなたが、必死に懇願している姿がうれしかったから。あなたがそんなに必死になれるくらい素敵な高校なんでしょう。」と言われました。私が敬和学園に入学して一年が経とうとしていますが、敬和学園は私の期待以上に素晴らしい学校で、素敵な仲間や先生方に囲まれて、充実した日々を送ることができています。私は、敬和学園に入学したことを後悔したことは一度もありません。これからは、私を信じて後押ししてくれた家族は正しかったと言い張れるよう生活を送り、推薦を受けたものとして今まで以上に学業に励んでいきます。

 末筆ながら重ねてお礼を申し上げるとともに、皆さまのご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。この度は本当にありがとうございました。