毎日の礼拝

毎日のお話

2019/11/05

菅原 只行(英語)

ヨハネによる福音書 13章34節  熊が山里だけでなく、都市にまで出没して駆除されたというニュースを多く耳にする。人の害になるものを殺すという事の根底には、資源全てが人間のものという考えがあって、それは傲慢でないかと思う。人の都合で動物を駆除するという事には、排除の論理がある。今日の聖書では、相手を愛する事が言われているが、それは人だけでなく、動物や自然も含まれる。排除のために頭を悩ませるのでなく、共に歩むために頭を使ってほしい。