自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
2019/10/22
10月21日(月)6限、尾瀬クラスの労作です。
いよいよ半年かけて育ててきたサツマイモの収穫の時がやってきました。労作教室へ向かう道すがら、ある3年生が「うちのクラスはまぁまぁだったよ!昨年のほうがいっぱいとれたけどね。」と声をかけてくれました。尾瀬クラスの畑、葉はしっかり生い茂っているものの、果たして実っているのだろうかと一気に不安になりながら、サツマイモ堀りが始まりました。
よかった!あった!軍手で掘り進めます。ダンゴムシやクモ、幼虫のサナギたちも出てきます。その先にサツマイモが眠っていました。大きなものを掘り当てて、「あったー!」と歓声を上げる人もいる一方で、親指ほどのイモや根っこを持って、「先生これ食べられますか?」と数人に聞かれたのが謎でした。ちなみに一番大きなサツマイモを掘り当てたのはA先生でした。
最後にクラスで食べるために一人一本ずつ選びました。このあと乾燥させて甘みを凝縮させます。片づけを終えて校舎に戻ると、偶然先ほどの3年生とバッタリ会いました。「先生、イモとれた?」「うん、思った以上の収穫だったよ。」「良かったね!」ささいな会話を大切にしてくれているのが分かって、心が温かくなりました。
育てたサツマイモをどうやって食べるかクラスのみんなに聞いてみると、「おれ焼き芋!」「え、先生スイートポテトがいいな…。」「あ、両方がいいです!どっちも!」との返事。尾瀬クラス、収穫の秋、そして食欲の秋です。