のぞみ寮通信

光風館

2019/09/22

光風 44号「ピアエデュケーション」

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 一年生が唐突にミーティングをはじめました。なんとなく話し合っているだけなんですが、雰囲気はいいです。人数の少ない学年だけに横の繋がりがとても強く感じます。一人ひとりにはそれぞの課題はありますが、それを仲間が補い合ってるそんな学年です。しかしこの学年、集まると最後に誰かが必ずと言ってもいいほど飛び上がります。何故?

 

 

 

 

 

 

 

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 9月19日木曜日、隣の新潟医療福祉大学看護科の学生さんたちによるピアエデュケーションが行われました。約一年間ブランクがありましたが、現岩原教頭が寮の教師をしているときから行われていますので、かれこれ10年近く行われているかもしれません。

 そもそもの始まりは、寮生の保護者からによる「寮で性教育を行って欲しい」という要望から始まったものです。思春期真っ只中にいる高校生を預かる寮として、学校で行われるものとは違う性教育。性を考えるという事は生を考えることなんだ。そんな考えから、単なる性教育ではなく、セクシャリティー教育を行い、そこで「性=生」をつたえようと始めたことです。

kofu0044_27 その一環として、大人の目線で伝えるだけではなく、年齢の近いピア(仲間)からいろんなことを一緒に考える、そんな時間を共有したい。そんな思いから、寮から医療福祉大学に無理を言ってお願いしたのが始まりです。
 それが今では、医療福祉大学にピアサークルなるものができて、夏休みなどに時間をかけて準備してくれ、今日を迎えました。今回は、デートDVなどを含めた男女の付き合い方について、寸劇などを入れながら、大学生とのぞみ寮生の3年生が交わりながら、多くのことを伝えてくれました。看護実習があったりする本当に忙しい中、一生懸命準備をしてくれた学生さんたちに心から感謝したいです。間違いなく、のぞみ寮生達の大事な時間になったと思います。