毎日の礼拝

毎日のお話

2019/09/05

東 晴也(寮長)

フィリピの信徒への手紙 4章6~7節  私は突発性難聴になり、完治する確率が2、30パーセントと医師に告げられた。朝ドラ「半分、青い。」で、主人公が聴力を失っていた事を思い出し、共感する。他の登場人物の漫画家も、がんに侵されながら、創作によって病を忘れると語っていた。人間にとり、創作は神の恵みだと感じる。聖書に、「耳のある者は聞け」とある。それならば、なぜと問いたくなる。それでも、治らないならば、「最大の不幸の中に、幸せが生まれる最高のチャンスがある」という先人の言葉どおり、事実を受け入れ、私ならでは新しい物語、創作を紡いでいきたい。