今日のランチ

今日のランチ

2019/08/30

今日のランチ(2019.8.30)

夏野菜カレー・チーズサラダ・コンソメスープ・牛乳・ヨーグルト

0830

 

 

 カレーである。夏野菜である。言うことなしの満腹メニューである。雨がちでジメジメする天候が続くが、ランチホールは生徒の元気な声で溢れている。夏休み明けの1週間が終わる今日、このメニューを持ってきた給食の五十嵐さんに感謝である。

 

 今日、東京から学校見学に45名もの大人の方々がお出でになった。労作を見たいということで、担当教師からパワポによる説明と労作畑の現状を見ていただいた。参加された方々からは矢継ぎ早の質問が続き、理念から生徒の動きの実際まで、詳細に説明させていただいた。コンポストを用いた循環型農耕については、詳細な手順や温度管理に至るまで突っ込んだ質問を受けた。

 

 先方の、何かを掴んで帰りたいと言う熱い思いが伝わり、我々も普段気が付かなかったような視点を与えられ、自分たちの教育活動の中で労作がどのような位置づけなのかを再確認する貴重な機会となった。「労作をすることでどのような人材を育てたいのか」という質問には返答に困ってしまったが、聖書の章句が自然と口をついて出てきた。『わたしは植え、アポロは水を注いだ。しかし、成長させてくださったのは神です。』コリントの信徒への手紙Ⅰ 3章06節

 

 私たちの担う教育という営みは、これだけ入力したのだから、これだけの結果が出なければならない、という経済の論理で測ることは出来ない。いつ芽が出て、大きく育ち、実をつけるかは誰にも分からない。だからこそ、いつでも、どこでも、だれでも、真摯に、丁寧に、謙虚に接し教育に向わねばならない。そんなことを改めて考えさせられた、そんな学校見学であった。

(S・K)