自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
2019/07/23
7月11日(木)、図書委員会の読み聞かせ会が行われました。
今回の読み聞かせの本を紹介します。
『どこいったん』 Cクラス Y.Mさん
『どうぞのいす』 小松先生
『よあけ』 Kクラス H.Sさん
『だいこんどのむかし』 臼杵先生
『最初の質問』 高山先生
『ふたり』(アンコール) Kクラス H.Sさん
『どこいったん』は、くまが関西弁で紛失した帽子を探すというお話。読み聞かせをしてくれたYさんが大阪出身で、本物の関西弁でユーモラスな絵本を読んだことが魅力的に感じられました。最後の結末には、含みがありましたが、いかがでしたでしょうか。
『どうぞのいす』は、かわいらしい動物のお話。体育科の小松先生が、まるで娘さんに聞かせるように、やさしい声で読み聞かせてくださいました。
『よあけ』は、ラグビー部部長のHさんが、静かに、それでいて絵本の中の男同士の骨太な感じを出して、読み聞かせてくれました。また、アンコール『ふたり』も、感情をこめてくれました。
『だいこんどのむかし』は、臼杵先生です。今回、唯一の日本の昔話でした。臼杵先生の穏やかな声色に、「聞きながら眠りたい」との声がありました。
『最初の質問』は、高山先生です。これは、卒業や結婚など、新しい道を歩む人へ贈る言葉としても引用されることの多い長田弘さんの詩でした。落ち着いた語り口が印象的でした。
テストも終わった夏休み前のひと時、緩やかな時間の流れを感じながら、読み聞かせ会を行うことができました。参加してくださった皆さん、また朗読をしてくださった方々に感謝します。