のぞみ寮通信

めぐみ館

2019/07/17

めぐみ館 16号「あいすること。あいされること。」

 毎年この季節、セクシャリティー教育として1年生にお話をする機会をいただいています。セクシャリティ教育は、「自分を大切に」「相手を大切に」「生きる力」をテーマとして各学年で学んでいます。のぞみ寮が大切にしている時間です。

 娘の“うぶ声”のテープを聴くところから話を始めます。娘のうぶ声は、私の母としての出発点であることをあらためて実感させられます。娘の成長と共に、母年齢を重ねてきました。母として悩み、つまずき、失敗しながら、一人ひとりの歩みの中に喜び、幸せを感じています。かけがえのない大切な我が子への親の思いを話しています。生徒たちに話をしながら、自分自身の親としての歩みの中で、多くの恵みがあることに気づかされます。まだまだ母としては、未熟ですが、娘たちの歩む選択を見守る日々の中、たくさんの方に支えられて過ごしていることにあらためて感謝の気持ちでいっぱいになります。そんなかけがえのない大切な一人ひとりであることを私なりの言葉で伝えています。

 「自分を大切に」、「他者を大切に」大切にするということの本当の意味を、ここで出会った仲間たちとの生活の中で育んでほしいと思います。

 1年生の生活も4ヵ月になります。友達との関係も少しずつ広がる時です。関係が広がるということは、悩みしんどさも感じてきます。これも大切な成長の一つです。一つひとつの出来事に向き合い、解決していくことの積み重ねです。求めている答えが出ないことにいら立つ時もあると思いますが、心揺さぶられながら、考えて歩んでほしいと思います。支えてくれる仲間たちの存在の大きさに励まされる経験を積み重ねてほしいのです。また仲間たちを支える側に居る自分であることにも気づいてほしいと思います。一人ひとりの表情がイキイキと輝けるよう、携われることに感謝して共に過ごしていきます。(小菅)

megumi016_01 megumi016_02 megumi016_03 megumi016_04

 

◇◆ ◇◆◇ ◆◇◆ ◇◆◇ ◆◇◆ ◇◆◇ ◆◇◆ ◇◆◇ ◆◇◆ ◇◆◇ ◆◇◆

 

megumi016_05 megumi016_06

 長期休み前は、帰省届の記入をします。自分の予定を確認して記入しますが、記入の漏れがなく提出できるよう先輩たちが、1年生へアドバイスしてくれます。期日を守って、提出する大切さも伝えています。夏休みは、目前です。(小菅)

 

◇◆ ◇◆◇ ◆◇◆ ◇◆◇ ◆◇◆ ◇◆◇ ◆◇◆ ◇◆◇ ◆◇◆ ◇◆◇ ◆◇◆

 

~夕涼みのひと時~

megumi016_31 みぎわ館では、ニュージーランドから体験留学のRさんが2週間過ごしています。「めぐみ館にも来てほしい!」とめぐみっ子たちからリクエスト。せっかくなら何か一緒に体験したいと、畑で育てた赤紫蘇で“紫蘇ジュース”と、新潟名物“笹ちまき”作りをしました。にぎやかに会話が繰り広げられていました。翌日の夜は作った“紫蘇ジュースと笹ちまき”で女子寮合同での“夕涼み”をしました。花火もしながら夏の夜のひと時を楽しみましたが、花火のきれいさより、食い気がリード。花より団子の女子たちの姿も微笑ましかったです。女子寮合同での交わりのひと時は、ステキな時間となりました。(小菅)

 

megumi016_32 megumi016_33 megumi016_34 megumi016_35 megumi016_36 megumi016_37

 

◇◆ ◇◆◇ ◆◇◆ ◇◆◇ ◆◇◆ ◇◆◇ ◆◇◆ ◇◆◇ ◆◇◆ ◇◆◇ ◆◇◆

 

megumi016_51 megumi016_52 megumi016_53 megumi016_54 megumi016_55 megumi016_56 megumi016_57 megumi016_58 megumi016_59 megumi016_60 megumi016_61 megumi016_62