のぞみ寮通信

めぐみ館

2019/07/10

めぐみ館 15号「第2期定期テスト期間中」

 前期も残り2週間です。夏休みを心待ちにしながら、テスト勉強に集中のめぐみっ子たちです。がんばる仲間が側にいるというのは、大きな刺激となり取り組みも深まっていくことを感じます。

megumi015_01 自習時間明けの事務室は、にぎやかです。学年を越えての会話がいつも以上に楽しく繰り広げられています。普段は事務室にあまり姿を見せないめぐみっ子の姿が見られるとうれしくなります。時には、恋バナ、時には悩み相談。めぐみっ子たちの温かなやり取りにほっこりする場面が多くあります。めぐみ館で出会った仲間の中で心育まれていく関わりを一つ一つ積み重ねてほしいと心から願っています。
 22時半になると、勉強モードにスイッチオンです。オン、オフの切り替えはさすがです。私もめぐみっ子たちのがんばりに元気をもらって、後回しにしていた仕事に着手しています。“計画的にしていれば良かったのに…”あれ?これはいつも私がめぐみっ子たちに言っていること。後回しにしないで計画的に進めていこう!めぐみっ子たちのテスト期間の姿に教えられる私です。日々の糧に感謝して、心と体の体調を整えて過ごせるようサポートしていきたいと思います。(小菅)

 

 

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~只今、第2期定期テスト期間中です~ めぐみっ子たちの集中です!!教科によっては、複数人集まって問答しています。雰囲気が楽しそうでのぞいてみると「年金、高齢化社会のテスト。こすーげに直結の問題よ」とにんまりの3年生。「私たち世代の老後はきみたちの世代に託します」と力強く論じてしまう私を笑顔で包んでくれる3年生たちでした。(小菅)

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礼拝のお話

「憧れの人に近づく近道」
2年 K.M 

 私には2つ上の大学生の姉がいます。私は姉に幼い頃から憧れていました。姉のようになりたくて真似ばかりしていました。保育園の時の習い事も、小学校のマーチングバンドの楽器も、中学校で吹奏楽部に入部したのも姉の真似でした。こんなにも姉に憧れているのは、私から見て姉が「完璧な人間」だからです。姉は勉強も得意で、誰に対しても優しく面倒見がとても良いのです。“小学生になったら”、“中学生になったら”“高校生になったら”姉のようになれるのではないかとずっと思っていました。けれど姉の真似をしても、姉のようにはなることは出来ないことを中学生になってやっと気づきました。でも中学生の私には姉に少しでも近づく方法を知りませんでした。けれど今の私には分かります。色々な努力をしていた姉に憧れていたということを。勉強が得意なことも遅くまで勉強をし、努力している過程があるからです。
 今までの私は真似をしているだけで、姉のように努力は何もしていませんでした。その憧れている人がどんな努力をしているかを考えて、その姿をも真似て実行していくこと必要だと思います。そうしていくことで憧れの人に一歩ずつ近づいていくのだと思います。真似だけではなく、姉が努力している過程も真似て近づきたいと思います。

 

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 テスト1週間前の前日は、プチ大掃除でした。自室をきれいにして“テストに集中できる部屋にしよう“と整美委員長の呼びかけがありました。「今日は大掃除のMVPの発表をします」とアナウンス。床の汚れ落とし、雑巾がけ、各部屋でチームワークよく進めています。「○○さんの猛スピードでの汚れ落としの姿にMVP」「4階MVPです。階全体で丁寧に掃除をしていました。」「○○さんずっこけながら一生懸命雑巾がけをしていた姿がMVP」テスト前のプチ大掃除は、ちょっとした遊び心を取り入れほのぼのでした。