毎日の礼拝

毎日のお話

2019/07/08

中塚 詠子(校長)

ペトロの手紙 Ⅰ 2章24~25節  私の抱えている指先のわずかな湿疹の痛みでさえも、やる気がそがれ、大変な事に思えて慣れる事がない。心の痛みであれば、なおの事、自分にしか向かない心の矢印ができる。そんな私達が抱える痛みに、自らすすんで命を代償に十字架にかかったのがイエスだ。痛みを担って下さる存在がいると分かれば、それに応えて、自分にしか向かない心の矢印を他者に向ける事ができる。矢印の方向転換ができれば、世界が広がり、成長する事ができる。