のぞみ寮通信

光風館

2019/07/09

光風 33号「1年生から3年生まで」

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　「人狼」というゲームはご存知でしょうか？会話型心理ゲームという部類にはいるみたいで、3人以上いれば何人でもできるゲームらしいのです。私は最近このゲームの名前をしばしば聞くようになりましたが、さっぱり意味がわかりません。とにかく、光風生は時々このゲームを何人かで真剣にやっています。誰が持ってきたのかわかりませんが、カードも用意してありました。ちょっと覗いてみたら、あまりにも難しそうで、私にはできる気がしませんが、なんだかそれも悔しいので、今度いきなり混じってやろうと、グーグルで調べてみました。が、意味不明です。とにかく心理ゲームなんです。その心理ゲームを1年生から3年生までが楽しそうにみんなでやってるというのは、ほほえましい姿です。テレビゲームなんかじゃなく、こうして会話をしながらみんなでやるゲームができるのも寮の醍醐味です。今度、子供たちに教えてもらい、私も参加してみたいと思います。

　ちなみに腕を吊ってるK・F君土曜日の昼間に、男子寮生が集まり、ガチンコでサッカーをして、こけたときに手をついてしまい、けがをしたらしく、夕食時にひじが痛くて仕方ないと訴えてきました。困ったことに、土曜日は急患センターも整形外科は夜の10時以降にしか見てもらえません。どうしようかと調べてみると、休日の当番医がありました。すぐに電話をしてレッツゴー。しかし、待てど待てど、順番が回ってきません。新潟市内の怪我をした人みんな集まってるみたいです。しかも、交通事故の患者が運ばれるらしく、彼を見てもらうにはそれこそ夜中になるかもしれないというのです。だったら、急患センターに行こうと思いましたが、そこまで重症ではないようだし・・・。という事で、寮生のオアシスとなってる近くのドラッグストアーで三角巾とシップを買って、次の日の朝に改めて通院。骨に異常はなく、捻挫だそうです。大事に至らなくて一安心。お預かりしている子供たちは、いつ何時でも病院に連れていくことができます。どうぞご安心ください。

 

 

 

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　男子寮には個人用の暗証番号式の金庫があります。これは数年前、本当に残念なんですが、現金の盗難が起こりその時に導入したものです。初代校長の太田俊雄先生は「鍵のない寮」にしたかったそうです。鍵をかけなくても、全員が安心して送れる寮にしたいという願いを込めていたんです。しかし、現実は、現金の盗難に悩まされ続けていました。数年周期で起こってしまっていたのが現実で、一度起こると何度か連続していたんです。そうだと思います。そして、たまらずこの金庫を導入しました。貴重品はこの中に入れるようにしています。この金庫を用意しているにもかかわらず、いろんなところに財布が放置してあり、ヒヤヒヤすることがあります。現金の盗難は最も起こって欲しくない出来事の一つです。

　この暗証番号式のロッカー、とても便利です。大阪のとある企業が作っています。そこそこの値段がします。何が便利か？暗証番号を忘れても、私がすぐに対応できるんです。合鍵で開けた後に、ちょっとした作業で合わせた番号がわかります。だいたい「金庫がおかしいんです。あかないんですよ」と言ってくるメンバーは一緒です。はじめは「金庫がおかしい」と言ってくるんですが、そのうち「暗証番号を忘れました」と申告してきます。そうです。おかしいのは金庫ではなく、君の記憶です。今日もまた、R雲君がHELPを出してきました。