のぞみ寮通信

みぎわ館

2019/07/09

みぎわ館 38号《第二定期テスト真っ只中です!》

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 テスト一週間前から部活が休みになり、寮生の勉強モードも一気に全開になります。いつも思う事ですが、みぎわっ子たち、よ~く勉強します!「もう嫌だ~!」「集中できない~~!!」なんて、様子を見に行くと投げてくる言葉ですが、私に気が付くまでそれぞれ机に向かって一生懸命です(あれ?もしかして私、邪魔してる!?)。そしていつもほっこりするのが教え合っている姿が見られることです。「あ~!わからない!」「どこが~?」「ここ(涙)」「あ!これはね~。」と、とっても自然に教え合いっこが始まっています。それは同級生ともですし、先輩後輩とでも。気張らずこんな助け合いが出来るのって、寮ならではだと思います。

 一人ではちょっとしんどい、でもやらねばならぬことも、仲間に助けられながら、みんなで励まし合いながらできるから、のぞみ寮って本当にステキだと思います。みんながいつも一緒だから、穴埋め問題1つに爆笑が起きます。キテレツな暗記方法が発案されます。疲れた~とため息つくと、そっと差し入れのお菓子が届きます。やらねばならぬことは、しんどいことなんだけど、嬉しい・楽しいが加わるのはみんながいるからなのです。テスト勉強からも、一人ではない喜びを実感してほしいなぁと思います。

 

 

 

《トマトの差し入れ 🍅》

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 テスト勉強でクタクタになっていた夜の事。自習時間明けに1年生Yさんが放送を流してくれました。「トマトがたくさん届いたので、みなさんど~ぞ!」と。全員が一つずつ頂いてもまだあるくらいたっぷりのトマトたち。プチトマトというには大きいし、でも普通のトマトよりは小さいし、一口で行けるかどうかの瀬戸際トマトだね、と話していると(でもやっぱ一口で食べるには大きいね!と続いていたのですが……)次から次へと「一口で食べる」に挑戦するみぎわっ子たち。その顔、本当に面白かったんですが、ここに載せるのはさすがの私も躊躇しました(笑)。みんな、女の子だもんね。でもその勇ましさは、保護者の皆様には想像して笑っていただきたいです(笑)。

 山ほどあったトマトもみぎわっ子の手にかかれば一瞬です。みずみずしく爽やかなトマトに、リフレッシュさせてもらったみぎわっ子たち。Yさんに「ありがとう~。ごちそうさま~。」を伝えたと思ったら、今度は事務室にあるホワイトボードに自分の食べたいものをいろいろ書き始めました、「すし」「お団子」「キムチ鍋」「ホットケーキ」……。どんどん出てきます……。ねぇ~。みんな。夕食を食べたはずなのに、どんだけお腹すいてんの!

 

 

 

《礼拝のお話》

「私が敬和に来た理由」

1年 T.Y (茨城県出身)

 私は母のお腹にいたころからずっと教会に行っていたので、日曜日に礼拝に行くことは当たり前でした。そのため、毎年秋に地元の教会で開催されていた「敬和の会」にも何度も参加していて、実際に敬和に行ったこともないのに、小学生の頃から「私は敬和に行く」と決めていました。

 敬和に来た一番の理由は、寮生活を通して自立できるようになりたいと思ったからです。私の今までの生活は、朝はギリギリに起きて朝ごはんも摂らず登校し、夜は夕食が遅く、勉強せずに好きなことだけして過ごし、夜遅くに寝ていました。寮に入ることで、これらのことが出来るようになるのではと思って敬和に来ました。また、私は将来、保育士になりたいと思っているのですが、文章を書いたり、人前で話したりするのが得意ではありません。だから、寮でたくさんの人と関わってコミュニケーション能力を高めたいと思っています。

 敬和に来て数日は仲の良い日とも頼れる人もいず、辛いと思いましたが、今は友達もでき、頼れる人もたくさんいるので、敬和に来てよかったと思っています。これからの3年間で、自分から積極的に人と関わり、苦手なことをどんどん克服していきたいです。