敬和の学園生活

日常の風景

2019/06/17

図書館ティータイム

 6月13日(木)の放課後、図書館にて図書委員会主催のティータイムが行われました。

 図書委員会では、今年度から生徒の俳句の募集をしており、その学習をしたいとの要望から今回の企画となりました。

 講師は、俳句三兄弟こと中山希祐先生、青栁希望先生、佐伯海先生の三人の先生方です。「俳句三兄弟のなかよし俳句修行」と題して、お話していただきました。

 今回は、有志の先生方で行っている俳句の会で、三兄弟の三男である佐伯先生がこのところ入選から遠のいているため、二人の兄達に添削を受けながら良い句を作る秘訣を聞くというスタイルで、話は進められました。

 かつて、句会のテーマが「受験勉強」だった時、佐伯先生が創った句「柿持ちて黒さに気づく小指球」は、「柿くへば黒さに気づく小指球」とお直しされ、まさかのあの句と同じ「柿くへば」ですか、などと笑いを誘っていました。

 また、「hike10か条」として「語順に注意」「読者を信頼する」などの俳句作りの重要ポイントを披露していただきました。

 今回のお話では、先生方がユーモアを交えて、俳句は誰でも創れるということをお話くださいました。しかし、俳句の世界の楽しさや美しさと共に、奥深さと難しさもまた感じました。

 先生方から教えていただいた「hike10か条」を大切に、今後も俳句の創作と募集とで、図書委員会から俳句を広めていきたいと思いました。

 なお、次回の俳句の締め切りは7月16日で、テーマは「夏」です。今回の「hike10か条」は図書館に掲示しましたので、今回のティータイムに参加できなかった人もいつでも見ていただけます。ぜひ、参考にして図書館の応募箱まで、ご応募お待ちしています。

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