毎日の礼拝

毎日のお話

2019/06/14

狩野 哲也(数学)

マタイによる福音書 7章7~8節

 私は大学進学後、講義が楽しくなく、自分に向かない進路選択だったのではと思った。しかし、バイトや友人との出会いで救われ、大学での学びが物事の取り組み方として今につながっている。高校生の将来を考える時の漠然とした不安は、自分自身が何者なのか、そして何者になれるのか見えていないからだ。迷いの中で選択した事が一つの道となり、いつの間にか自分が何者かになっていると気づく事や、先の将来思わぬ形で力になる事が多々ある。興味を持った事があるなら、不安を抱えたままでもよいから、勇気をもって冒険してほしい。