のぞみ寮通信

光風館

2019/05/15

光風 14号

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 テストです。試練の時です。しかし、テストも行事の一つ。そう考えれば、ちょっとは楽しくなるのかもしれません。ホールで勉強する者、友愛館で学校の先生に来てもらって教えてもらう者、わざわざ友愛館まで来て居眠りする者、目の前のやらなきゃいけないことから現実逃避し訳の分からないコスプレをする者、夜遅く「ちょっとだけ寝る」と言ってそのまま朝を迎えてしまう者。テストという行事に向かう姿勢はそれぞれ違いますが、思わず吹き出してしまう、何かが必ず起こります。明日はテスト2日目。あと二晩の辛抱。この行事に、しっかりと向き合ってほしいものです。

 

 

 

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 男子寮の礼拝にはアゲイン制度というものがあります。毎回礼拝後に礼拝委員が「今日の礼拝のお話アゲインだと思う人、手をあげてください」と、全体に問いかけます。手を挙げた人がいると、その人に、何故アゲインだと思ったのか問います。あげた人全員に問います。3人以上正当な理由でアゲインだと思った人がいれば、もう一度礼拝のお話をやり直します。そして、学年順に話しておりますので、その学年の一番最後の日に、アゲインを宣告された人が話をします。このアゲイン、容赦ありません。短かったり、内容が薄かったり、この生徒ならもっといいお話が作れるはずだと感じたら、容赦なくアゲインに手をあげます。ここにふざける生徒はいません。今日は2年生のループが最後に話す日。ゴールデンウィークを挟んでしまったため、話の順番がうまく伝わらなかったという、不運もあり、3人の2年生がアゲイン。中には話がうまくまとまらなかったため、自らアゲインをさせてくれと願い申し出たK也君も。もう一人は、再びアゲインにならないよう、ギリギリまで話に手を加えます。この制度は光風館がはじめ、大望館でも取り入れられるようになりました。礼拝を少しでも充実させようと、生徒達からのアイデアで始まったのです。しかし、このアゲインが最近きびしくなってきているようで、話をする生徒にはかなりのプレッシャーになっております。そこに一生懸命テコ入れしようとする、夜勉強中に少し寝ようと思ったら朝を迎えてしまったN君。彼の働きがあって、礼拝が本当にいいものになっております。これには私も感謝です。

 そして、この日。新アイテム投入。讃美歌プレーヤーです。何故かわかりませんがヒムプレーヤーと言うそうです。結構なお値段いたします。寮本部においてあったんですが、ほとんど使われませんでした。という事で、光風館が今日からお借りしたわけです。これでまた、光風館の礼拝はレベルアップです。明日からは、いよいよ1年生が初めてのお話の順番です。トップバッターは私と同じ大阪府高槻市出身の彼です。関西人のしゃべり魂を存分に見せてくれることを大いに期待したいと思います。

 何よりも、高価なヒムプレーヤー、頼むから壊さないでね光風生・・・。