のぞみ寮通信

めぐみ館

2019/04/22

めぐみ館 4号

 「かっこわるい生き方をしてほしい」とめぐみっ子に話しをしています。順調でないことが順調です。出来事一つ一つに、もがいて、苦しんで、向き合ってほしいのです。悩んで、悩んで、悩み抜いてほしいのです。考えて、考えてほしいのです。願ったことが叶わないことが多いでしょう。けれでも、そこにこそ神様の御心があるのだと思います。望んだこと、願ったことではなく、必要なことを準備してくださる神様。1年生は、徐々に、ぼちぼちと。2年生 3年生は、1日一日の歩みを、じっくりと自分と向き合って、仲間と向き合って、祈って力強く歩んでほしいと願っています。私もそうありたいと思います。今週末は、寮祭です。各学年の活動が行われています。日々の取り組みの成果が発揮されるようサポートしていきたいと思います。(小菅)

 

 

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 2年生が企画の1年生の歓迎会。ゲームを楽しみながらにぎやかな時間を共に過ごしました。“ジェスチャーゲーム”と、めぐみ館の伝統ゲームとなりつつある“猛獣狩りゲーム”を楽しみました。みんなでこんなに楽しみ、盛り上がることのできる関係はステキだなぁと感じます。共に過ごす中で味わえる喜びをたくさん感じていきしょう。(小菅)

 

 

 

礼拝のお話

「変われるチャンス」   3年 N R

 私が1年生から2年生になって変わったことをお話します。新学期を迎えた51回生、52回生の皆さんに少しでもアドバイス出来ればいいなと思います。

 1年生の頃の私はなんだかとっても元気がなく、今の私とは全く違っていました。いつも浮かない顔をして学校での時間を過ごし、人と関わる時は必ず一定の距離を保っていました。学校の先生には、顔が怖すぎると注意されたりもしました。寮内でも本音を言って話せる人は本当に少なかったです。

 きっと遅めの反抗期が親と離れて暮らしている敬和で来てしまった面倒くさいケースだったと思います。そんな感じで1年を過ごし、迎えた2年生新学期。クラス替えの紙を観た私は、本気で敬和を辞めることを考えました。数少ない仲の良い友達は一人もクラスにおらず、いたのは怖そうだからあんまり関わりたくないと思っていた人でした。その時の私はきっと不満を前面に出しまくって本当に悪い態度だったと思います。散々文句を言った後、ふと我にかえって考えてみると自分が変われるのは今しかないと直感で思いました。もしかすると神様が私に教えてくれたのかもしれません。一人でなんでもできる人がかっこいいという私の曲がった価値観もそこでぶち壊されました。誰一人クラスに頼れる人がいないという状況は私に誰かに頼ることを教えてくれたのです。それから私は自分がクラスのためにできることを探し、行動に移しました。評議員をやったり、あいさつ週間を勝手にやってみたり、讃美歌発表会では全員で楽しめるように考えました。

 今、クラスや寮に居づらさや不満を持っている人は、少し自分を変えてみてください。きっと自分が変われば、周りも変わって見えてくると思います。

 

 

 

やっぱり花より団子⁉‼…

 週末の夜のひと時,満開の桜の下,夜のお花見を女子寮合同で楽しみました。ここ数年恒例になっている行事の一つです。満開の桜を味わいつつも、やはり団子の方の関心が強い女子たちです。おかわりもじゃんけん争奪戦でした。この日は、オープンハウスとして、めぐみ館、みぎわ館にそれぞれおじゃまして過ごしました。お互いの生活スペースを実際に目にしながら、それぞれの館の良さを感じたようです。女子寮合同のイベントを通して交流を深めていく機会を多く持っていけたらと願っています。(小菅)

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