自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
2019/04/14
礼拝の風景の一幕です。この日話してくれたA君。一生懸命話を作っていました。正直、文章を作るのは得意ではありません。自信がなかったのか?下を向いて話していました。でも、私にはその誠意がいっぱい伝わりました。礼拝後、何人かに、短かったとか、下を向いて話していたので、もう一度話させるべきだと、ちょっと厳しい意見も出ましたが、彼なりに精一杯取り組んでいた事がきちんと伝わっていた光風生も何人かいたようです。アゲインは辛うじて逃れることができました。苦手なことに精一杯取り組んだ事、それがここでのこれまでの成長の一つです。
そして何よりうれしいのは、学校でも風紀委員に立候補し、見事その職責につくことができたことです。これまでの学校生活を顧み、ここでもっと頑張ろうとの決意の表れであることを信じています。そんな一面を見せてくれるから、憎めないA君です。
礼拝のお話
「僕の好きな言葉」
A・K君(光風館2年 新発田市出身)
みなさんはどんな言葉が好きですか?僕は、「努力は実を結ぶ」という言葉が好きです。簡単に、意味を説明します。それまで行ってきた努力が結果につながるという意味です。
なぜこの言葉が好きかというと、私はあまり努力をするほうではないのですが、第二定期テストの時に、国語をすごく勉強して、赤点を取らなかったので、すごくうれしかったです。でも、国語以外は、勉強をしなかったので、赤点を取りましたが、その時に、自分凄く頑張って努力をしたと思い、この言葉を思い出して、僕はこの言葉が好きになりました。この言葉のおかげで、僕は、頑張って課題を終わらせて、二年生になることができました。
皆さんも好きな言葉を見つけその言葉の意味を調べ、実行してみてください。そうしたら、人生が変わるし、やる気もでるから、自分の好きな言葉を見つけるといいと思います。
ある日の消灯後の風景です。パソコンを使っての課題や自習。寮祭に向けての台本作りもしていました。驚くべきは、パソコンの前に座っていない二人。この二人、このところ勉強しているんです。この二人が…。そりゃ東京も雪が降るはずです。
もっと驚くのは、学校の宿題などではなく、英検に向けて勉強してると言うんですよ。写真を撮ろうとすると「ちょっと待ってください」と鏡を見て身だしなみを整え、写真写りを良くしようとする、無用な努力をするところが、とってもらしいですが、しかし、2年生になり、後輩ができるとこんなに変わるものかと、驚きを隠せない一幕が続いております。今後の彼らの変化と成長に期待大です。