毎日の礼拝

毎日のお話

2019/03/13

山口 和憲(聖書科)

ローマの信徒への手紙 5章6~8節  日々学校で起こる生徒の失態を、本人でなく先生が謝る光景が見られる。私は子供の頃、外でキャッチボールをして近所の植木鉢を割った事がある。開き直る私の横で、父が代わりに持ち主に頭を下げた。その時の父の思いは、数十年後の今になって私の心に響いてきた。今日の聖書では、これまで好き勝手に生きてきたパウロが、神に許され生きてきた自分を知る。イエスが自分のために頭を下げて、罪を引き受けてくれた。これが十字架のメッセージだ。あなたが失敗を犯す横で、必死に謝る大切な人とイエスを思い起こしてほしい。