敬和の学園生活

日常の風景

2019/03/13

<授業訪問> 音楽Ⅱ 民族音楽~ガムランに触れてみよう~

3月7日(木)

 2年生の選択授業・音楽Ⅱでは1月より民族音楽に取り組んでいます。

 アフリカ・アジア地域の歴史と音楽、そして様々な地域の独特な楽器を実際に触れたり演奏したり、学んだりすることで、音楽の幅を広げることを目標としています。

 今回、今年度の最終特別授業として上越教育大学の玉村先生に「ガムラン講習」をお願いすることが出来ました。玉村先生と5人の学生さんに来校頂き、実際にガムラン楽器を用いてのレクシャー、また学生さん達のアンサンブルを鑑賞させて頂きました。履修者の生徒は初めて触れるガムラン楽器に大変興味を持ち、西洋音楽には無い不思議な音色に、そして映像では知りえなかったアジアの音の世界に魅了されていました。

 

 音楽は時空を超え、命あるものに生きるエネルギーを与えてゆくものだと思います。今回視覚的にも豪華絢爛なガムラン楽器を目の前に、言葉に言い表せない揺らぎの美しさや旋律から湧き上がる異国情緒など、身体と心で感じ取れたのではないかと思います。

 授業は経験、きっかけでしかありません。この体験を人生の何処かで繋げて欲しいと願っています。

 

                                 芸術科 音楽 荒木京子

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