自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
2019/01/29
バターロール・ビーフシチュー・チーズサラダ・牛乳・フルーツゼリー
午前中、校外での出張からの途中、道路脇のラーメン屋さんの看板に心奪われそうになりながら「でも、今日のランチはビーフシチュー。今日のランチはビーフシチュー。」と呪文のように唱えながら、数多の看板を見ないように、サタンの誘惑を断ち切って敬和に戻ってきた。
ランチホールに付くと3年生が休業のため、ゆったりとしたランチタイム。いつもは3年生が座る席に1・2年生が場所を取り、ちょっと偉そうに座っているのがほほえましい。こうやって物理的に上級生の自覚が育つのかと思い、面白く感じるとともに、精神的な自覚も促してゆかねばと思う。
掃除の班長の交代。スクールバスの座席の移動と班長交代。寮の代替わり、1・2年生による入試労作。礼拝座席の変更。敬和には物理的に成長を促すプログラムが数多く存在する。部活動や生徒会の代替わりだけでない、これらのプログラムが、いずれ春を迎え新入生を迎えるときに生かされてゆく。
「花の咲かない冬には、下へ下へと根を伸ばす。」厳しいこの時期に、成長のチャンスが沢山埋まっている。それぞれが与えられたところで、来る春には美しい花を咲かせるための準備をせねばならない。そのためにも、きちんと腹ごしらえをしよう。誘惑に打ち勝った分、ビーフシチューの味は格別であった。（Ｓ・Ｋ）
