PTA・ゆかり会・同窓会

同窓会

2019/01/29

50周年記念奨学金 感謝の手紙

 敬和学園高校では学校創立50周年を記念して、敬和学園同窓会より特別奨学金を支給して頂きました。支給された8名の生徒それぞれがしたためた同窓会へのお礼の手紙をお届け致しますが、代表して3年生2名の手紙をここに記載致します。今後も何卒ご支援いただきますようお願い申し上げます。この度は誠にありがとうございました。

 

 

三年富士クラス    M

 この度は、同窓会50周年記念特別奨学金支給者に採用していただきありがとうございます。敬和学園の多くの卒業生の方々からご支援をしていただき大学で集中して勉学に励むことができます。いただいた奨学金は全額学費に充てさせていただきます。

 私は五人兄弟の四人目として生まれました。兄姉は私立大学に入学し、一つ下の妹も来年には大学へ進学すると思います。長女、長男はもうすでに社会人ですが、奨学金を返すことが今の目標となっております。家計的に厳しい状況の中で奨学生として採用してくださったこと、我が家にとって大変な助けとなります。

 私は勉強するために大学に進学します。ですが私は「自分は何をしたいのか」「何をすべきなのか」を明確にできていません。そんな中でリベラルアーツ教育を受けられることは私にとって大切なことであり、自分の世界を広げるチャンスだと考えています。時間を無駄にせずやるべきことをやり、将来社会に貢献できるような人間になりたいと考えています。奨学生に採用されたことの責任を心に留め勉学に励んでいきます。

 末筆ながら重ねてお礼申し上げるとともに、皆さまのご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。本当にありがとうございます。

 

 

三年雲仙クラス    S

 この度は私を敬和学園高等学校同窓会奨学金支給者に推薦し採用してくださり本当にありがとうございます。家族一同心より感謝申し上げます。多くの敬和生の中から採用されたことを重く受け止め、戴いた奨学金は大学での学びの支えとなるよう、大切に使い、適切に活用させていただきます。

 私の家族は姉二人も敬和学園で寮生としてお世話になりましたが金銭的な負担が非常に大きく、また寮生であるがために、アルバイトをして生活費を稼ぐことが出来ませんでした。そのため今回、奨学金支給を戴けることが少しでも家族の負担を減らすことになり大変うれしく思っています。

 私は四月から大学の人間福祉学部で学ぶこととなります。敬和生としての誇りを忘れず、キリスト教教育の下で隣人として人のため尽くす学びをし、多様性の中で自分を磨きたいと考えています。

 将来的には微力でありながらも、敬和学園の発展に貢献できるよう努めていきたいと思っています。本来ならば直接お伺いして御礼を申し上げるべきなのですが、書面にて失礼させていただきます。

 最後に、同窓会奨学金支給者に採用して頂いたこと、重ねて御礼申し上げるとともに、皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。この度は本当にありがとうございました。