自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
2019/01/19
中華おこわ・酢豚・ワンタンスープ・牛乳・杏仁豆腐
皆さんは、酢豚にパイナップルが入ることに寛容な人だろうか?また、ポテトサラダにリンゴが入ることを許せるだろうか。私は、全く問題ない人種である。酢豚にパイナップルが入っているとき、嬉しく思うし、そのフルーティーさが楽しい。
一方で、おかずに果物が混入(あえてこのような書き方をする)ことが許せない人が多くいることも事実である。「酢豚にパイナップル?そのような無秩序は断じて許されない」と箸でつまんで排除する人もいるだろう。私なんて適当な人間なので、「きっちりしてるなあ、曖昧でいいんじゃないのー?」などと考えながら、ぼんやりとその光景を見ることとなる。きっと、遠足のバナナはお菓子に分類されるか、といった議論にも白黒つけたくなる人かも、と邪推したりする。
曖昧さ、グレーであることへの耐性、それは人間がたくましく生き抜くために必要な力であると思うし、よって私は酢豚にパイナップル、ポテサラにリンゴ、ご飯にグリンピース、なんでもウェルカムなのである。今日の酢豚にパイナップルは入っていない。それはきっと無駄な争いが起きないようにする配慮なのではないだろうか。なんという優しさだろう。とっても美味しく頂きました。
ちなみにそんな私も、かぼちゃヨーグルトにレーズンだけは許すことができない。なんという矛盾。しかしこれもまた、人間なのだ。
(M2)