自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
2010/10/04
42回生の修養会は「歩く修養会」。200人の生徒が、三川青年自然の森から月岡を経由して敬和学園まで、2泊3日をかけて歩いて帰って来るという、総距離70キロメートルの旅です。
仲間と話しながら歩く者、一人で黙々と歩き続ける者、トレーニングのように走っていく者。様々な歩き方で一人ひとりが70キロメートルに挑みました。ほとんどの生徒が完歩に成功し、とても有意義な3日間になりました。
歩く修養会とは巡礼である。巡礼とは、聖地へ至る旅である。聖地はどこにあるのか?それは一人ひとりの心の中にある。自分の心の中の聖地にたどり着く為に、人は長い人生をかけて、地の果てまで旅をする。道中、平坦な道のりもあれば、いつ果てるとも知らぬ苦しい道のりもある。人は自分の足でその旅を歩き通すしかない。その長い旅を支えてくれるのが、他ならぬその道のりそのものなのだ。だから、道と誠実に付き合い、道の教えに耳を傾けることが大切なのだ。
42回生 学年主任 辻元秀夫