毎日の礼拝

毎日のお話

2018/11/15

岩原 寅太郎(教頭)

箴言 21章13節  チンパンジーが障がいを持つ子や仲間を理解し、慈しむ行動をとるという研究報告に、驚きと人として恥ずかしさを覚えた。津久井やまゆり園で起きた殺傷事件の例をはじめ、人は障がいに偏見を持つ事がある。生物誕生や進化は奇跡の連続で、創造主の神は明確な意図を持って人を創造した。障がいは生物学的には形質的なイレギュラーで、それがある事は、種の生存戦略上意味ある事でもある。「敬神愛人」を建学の精神に据え、多様性を認めて尊ぶ敬和生には、障がいを持つ人達に優しく接し、慈しみ、必要な時には救いの手を差し伸べられる人であって欲しい。