今日のランチ

今日のランチ

2018/11/06

今日のランチ(2018.11.6)

ソフト中華麺(坦々スープ)・かに玉・中華和え・牛乳・バナナ

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 ランチホールからは見えないが、遠く飯豊山脈が雪を頂いた。美術室前の中庭のななかまども赤く色付いた。まもなく越後は冬を迎える。こんな日はピリッと辛い坦々スープが最高だ。今日もランチを美味しくいただけることに感謝しよう。

 

 学校にはお役所から様々な調査依頼が来る。就職者の内定数や進学希望者の実績、研修会の参加希望や生徒の免許の保有状況調査なんてものもある。最近多いのは部活動の活動時間や休養日の実施状況に関する調査である。「働き方改革」と「ブラック部活」の両面が問題化しているためであろう。

 

 部活動の時間が長い、休みが無いなどの問題が指摘されている。勝利至上主義、休むと下手になるなど科学的根拠の乏しい指導理論への反発が大きい。昔の体育会系によくある「ザ・理不尽」がまだ存在することへの批判もある。ガイドラインによれば2時間/日、平日1日、週末も1日の休みを設けよと謳われている。但し、年間の中で平均して上記のように、ということらしい。敬和の部活はどれもガイドラインの範疇だ。

 

 一方、教師の働き方改革も喫緊の課題である。12時間以上学校にいるなど、過労死ラインを超えた働き方をせざるを得ない教師。保護者の生活スタイルも多忙、多様化が進み、夜8時以降の学校への電話は、時々以上頻繁未満くらいある。また、良かれと思い公開したメールアドレスや携帯電話番号で、24時間の対応を求められるようなことも起き得る。

 

 敬和でも先生方は遅くまで仕事をされている。体調を崩されることもある。なるべく早く帰ろう、休もうと話しているが、一匹の迷い出た子羊の話が先生方の脳裏をよぎるのである。この聖句に縛られるのではなく、この聖句からエネルギーをもらうために、学校が出来ること出来ないことの再構築が必要な時期に来ている。保護者の理解も頂かねばならない。教育は「消費」ではないのだ。

(S・K)