自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
2018/10/02
麻婆丼・春雨サラダ・ワカメスープ・牛乳・杏仁豆腐
10月に入り美術室前の中庭の木々が色付いてきた。心配された台風の影響はほとんど無く、JRが止まった昨日は登校できない生徒が多く静かだったランチだが、今日のランチホールはいつものにぎやかさを取り戻している。衣替えの時期を決めていない敬和だが、ブレザーを着用する生徒が増えてきたようだ。
このブレザー。今年度入学生から少しだけデザインを変更したが、伝統のグレー、三つボタンは変更しなかった。50周年を向え大胆に変更しないのですか？というご意見もいただいたが、敬和を象徴するものの一つと考え、快適性と機能性の改善に重点を置くこととした。
ところで、そもそもなぜこの色とスタイルになったのだろうと疑問に思い、ご退職された先生方にお聞きしてみた。すると、当時新潟県内の制服として初のブレザーを採用したこと。時の行政からは学生帽の着用を求められたが丁重にお断りしたこと、などが分かった。更に「敬和新聞7号に出ているはずだよ。」とご教授頂いた。
図書館で、草創期の敬和新聞を借りてみた。「昭和43年3月1日発行」の中に、『時代が変わっても流行に流されず、次の時代の担い手として社会人、国際人としての感覚を育てる（中略）制服』とあった。また『保護者の負担を少なく』の文字もある。学校創立の頃の想いを今も受け継げていることが確認でき、少しだけホッとすると共に、改めて生徒には誇りを持って着て欲しいなと感ずる初秋の昼下がりである。
（Ｓ・Ｋ）
