毎日の礼拝

毎日のお話

2018/06/14

佐藤 健一郎(教頭)

ヤコブの手紙 3章3~6節  長野のうどん屋で、ある大学からの50人分の予約が無断キャンセルされ、その大学のホームページが炎上した。これは、フェイクニュースだった。インターネットは世界中の人々をつなぎ、人間の英知を集めて様々な分野での研究や知識の発展を目指すものだった。しかし、いつしか人間の心の闇の部分をつなぐ道具になった。架空請求詐欺、援助交際などの犯罪被害者へ、人々を取り込もうとする。こんな世界で、私達には知恵と知識が求められる。今日の聖書は、舌を制御する事が大切だと警告している。ウェブ上の炎上も同様で、改めてこの戒めを我が事として考える必要がある。