自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
2018/05/24
ごはん（のり佃煮）・エビフライ・ポテトサラダ・味噌汁・牛乳・ミニエクレア
ワンフレーズ話し終えるたびに、笑顔で「my friend」と言ってくれる豆腐屋のおじちゃんがいた。大学時代に暮らしていた街の港で毎週末開かれる市場に、豆腐を売りに来ていた中国系のおじちゃん。「ソフト豆腐ひとつください」「もちろん。２ドルだよmy friend」「じゃぁ、５ドルから」「よし、じゃぁおつりは３ドルだねmy friend」「袋はあるので、いりません」「おぉ、どうもありがとう。はい、どうぞmy friend」約４年間、ほぼ毎週通いつめたが、初めて出会った日から私はもう「his friend」だった。my friend おじちゃんの豆腐はずっしりどっしりした木綿豆腐で、私の日本食生活をそれはそれは豊かにしてくれた。その市場で必ず買うもののひとつに、ほうれん草もあった。日本のスーパーで売られているそれらとは違い、透明のビニールでの包装なんてされておらず、まだ根元の方に土がついたまま、輪ゴムで束ねられているだけだった。とても濃い緑色でわさわさと育った立派なほうれん草だった。
今日のランチのメインは、エビフライ。（大きいのが２尾！）ただ、私の心と胃袋を掴んできたのは豆腐の味噌汁と、ゆで卵とハム、それにほうれん草がたっぷり入ったポテトサラダ。手の込んだポテトサラダだ。ほうれん草は美味しいけれど、要注意。授業に行く前に一度、鏡の前で大きく口を開けてみましょう。ほら、思わぬところに潜んでいます。
(M.A)
