自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
2018/05/22
ソフト中華麺（味噌野菜スープ）・かに玉・中華和え・牛乳・冷凍みかん
テストが終わり行事準備のための校時変更期に入った。昼の合唱練習でチーフがランチを取れないなどの問題を解決するため、7限設定をして合唱練習や応援部門の活動にあてるのだ。ゆっくりランチを食べることが出来るので今日のランチホールはいつも通り。中華麺が味噌野菜スープに良くあう。もう一玉おかわりに行こうか悩ましい。
行事になると普段の学校生活では見られない生徒の一面が見える。彼に彼女にこんな熱い部分がと思うこともある。草食系といわれる現代っ子ではあるが、なかなかどうして意見をぶつけ合うことから逃げたりしない。時には相手を傷つけるほどのぶつかり合いもある。引くに引けないこう着状態もある。
そんな時、熱さを持たないひょうきん者が放つ一言に救われることがある。和ませようとして言うのではない。でも、とんでもなく聞こえる発言が、先鋭化した両者にまったく違う視点を与え、解決に導くことがあるのだ。不思議と各連合には必ずこういう役割を担うものがいる。敬和の潤滑油ともいえる彼らの出番はすぐそこだ。
廊下には風紀委員会の「スカート丈の適正化」を訴えるポスターが貼られている。「スカートの規定はひざ丈です」とか「見られています。そのスカート丈」などというものではない。ずばり『「あなたの膝はどこから？」「わたしはモモから」……「ヒザはここです」』。ユーモア（下品なジョークではない）とウィットに富んだ表現力。私はこんな敬和生が大好きである。
（Ｓ・Ｋ）
