毎日の礼拝

毎日のお話

2018/05/21

中塚 詠子(校長)

フィリピの信徒への手紙 4章1節  私は、ある障がい者施設内の教会の礼拝に参加する事がある。車椅子などで集って来られる施設の方々の礼拝前のお祈りの会が素晴らしく、また、その後の礼拝も笑いに満ちていて楽しい。それは、暮らしの中に根付いたものだからだ。日常生活の中で、存在を喜び合い、確かめ合い、集える事に感謝している。敬和の礼拝も、一人一人の事情や状況が違う中で、落ち着いて自らの存在を確かめ合い、今日どのように生きていくか考えていく。それが、生きる力につながっていく。