毎日の礼拝

毎日のお話

2018/05/16

青柳 希望(数学)

コリントの信徒への手紙 Ⅱ 4章18節  アメリカにジョン・ケージという音楽家がいた。彼の代表作は「4分33秒」だ。この楽曲は4分33秒の間、演奏者は何もしないで無音の状態を続けるもので、当時の音楽業界では賛否両論だった。しかし、実際には、何かしらの音が必ず耳に入っている。この曲は、私達は何を見て、何を聞いて、何を知っているのか、と問うているようだ。「見ようとする姿勢」「知ろうとする姿勢」が大切で、「目に見えない存在」に目を向け続ける生き方を目指したい。