のぞみ寮通信

光風館

2018/05/11

光風館通信 2018年4月27日 第508号

< 受洗おめでとう!! >

 “受洗”と聞いてわからない光風生も多いと思います。受洗とは、「キリスト教の洗礼を受ける」ということです。つまり、「私はこれからの人生をクリスチャンとして生きていきます!!」という意思表明であり、それをキリスト教界では『信仰告白』と言います。原則としてクリスチャンになったこと、受洗したことの取り消しは出来ないので、大きな覚悟が必要となり、人生の中で大きな決断となります。一生に一度しかない、その喜ばしい時を与えられた光風生を紹介します。
 4月1日(日)日本キリスト教団東新潟教会でY.N君(3年)が受洗しました!!この日は“イースター(復活祭)”という、十字架にかけられて死んだイエスが3日目に復活したことを祝う、キリスト教が大切にしている日でした。

0427_ko02 Y.N君の信仰告白では生まれてから現在までたくさんの出会いの中で、彼自身の気付きと変化が切実な想いや願いとして、伝えられました。受洗当日、彼の想いを聴き、感動しました。
 生まれてからずっと教会に通っていた光風生も、敬和学園に入学するまでキリスト教に触れる機会がなかった光風生もいることでしょう。敬和生活で今まで知らなかったキリスト教の世界に驚くことも多いと思います。私はみんなに「クリスチャンになりなさい!!」と強制することはしませんが、せっかく敬和学園に入学し、のぞみ寮で生活しているのだから、なるべく多くキリスト教の考え方に触れてほしいと願っています。
 寮生は朝の全校礼拝、夜の各館礼拝、毎週日曜日誘い合って行く教会での礼拝を守り、その時間を大切にしています。その中では、お話を聴くことやお祈りすることで自分の気持ちを落ち着かせる時間となっていることでしょう。また、各館礼拝のお話は生徒主体なので、たくさんの仲間の想いを聴くことになります。そのお話をする仲間と向き合うことで仲間と共に生きていることを感じて、大きな存在に今日も生かされていることに気付くはずです。それは敬和学園のぞみ寮が大切にしている『自分との出会い、他者との出会い、集団との出会い、神との出会い』を体験することになります。これからも礼拝を大切にしていきましょう。そして、改めてY.N君、受洗おめでとう!!(片岡)