毎日の礼拝

毎日のお話

2018/04/28

小田中 肇(数学)

ルカによる福音書 17章20~21節 人は、一方通行のデジタル情報だけが与え続けられると飽きてしまう。私達は、一瞬、一瞬、新たな命を生きているものだからだ。季節の移り変わりを見ても飽きないのは、その年、その年、新たな出会いがあるからだ。「今」というこの時、毎日行われる一時間、一時間の授業、今日という一日、そこには新しく始まる命の時間が流れていて、輝いている。今日の聖書の「神の国」は、「あなた方の間」にある、という。それは、人と人、人と自然、その関係に流れる「生き生きとした時間」の中にあるという事だ。そこに私達の生きる喜び、生きる意味が隠されていると、聖書は教える。