毎日の礼拝

毎日のお話

2018/04/27

阿部 吉友(国語)

ローマの信徒への手紙 8章18節  八木重吉の詩を後世に引き継いだのは、夫人の登美子さんに負うところが大きい。重吉の詩は、神を讃え、多くの読者の心を癒やしている。登美子さんは夫と子供達を相次いで亡くすという苦難に遭いながらも、重吉の詩を世に送り出す大きな業をなした。皆さんの中で、今困難の中にある人もいると思う。なぜ、神は私に困難を与えられるのか、人間である私達にはわからない。それでも、困難は後には大いなる力の基になると、神の不思議なみ業を信じてみよう。今日の聖書のように、今の苦しみは、将来私達に栄光となって現される。