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2010/07/04
光風館通信 第265号(7月4日)
< 親の願い >
じめじめとした梅雨の気候がテスト勉強で弱った体にさらに襲い掛かる一週間でしたね。6月29日(火)から第2定期テスト一週間前になり、消灯時間が12時に延長されましたが、遅くまで勉強したり、レポート提出の締め切りが迫り、さらに遅くまでパソコンに向かって作業をしたりする人が朝食を欠食したり、夕食を寝坊してしまう事態が起きました。勉強は一夜漬けではなく、日ごろからの積み重ねです。自習時間をいかに有効に取り組んでいるかが大事です。やる時にはやる雰囲気がある光風館ですが、基本は毎日の自習時間を大切にすることです。だから、日ごろから部屋で勉強ができる雰囲気にしましょう。
7月3日(土)に長岡で敬和の会総会があり、私は出席してきました。昨年の卒業生Y先輩のお母さんも出席してくださり、Y君は現在医療系専門学校へ進学しましたが勉強でとても苦労しているそうです。Y君のお母さんは「光風館で椅子に縄で縛りつけても勉強させて欲しかった。」と切実な願いが私の心には痛かったです。今までもY君のお母さんのような話を何度か聞いてきましたし、今現在も進学後に学習面で苦労している先輩の話を私は耳にします。その都度私は、みんなが自主学習へ取り組むための「やる気」を引き出す方法を考えます。私は「やる気」と「雰囲気」が大事だと考えています。
我が息子T君(6歳3か月)は文章が書けます。今週の7月7日(ボランティアマンこと2年生K君の誕生日)は七夕です。T君は保育園で七夕の飾りつけを作り、短冊に願い事を書きました。それを私とT君は、光風館の玄関に笹を取ってきて飾りつけをしました。すると暇そうにしていた2年生のO君とS君が短冊に願い事を書き始めました。その短冊には「彼女が欲しい」や「顔が大きいので…。」と欲望の願いと切実な願いが書かれていました。T君の書いた願いは、「らぐびいぶになれますように」でした。これを見たM君(3年)は、「Tは親孝行者じゃないですか。」と感激の様子でした。
しかし、私はこの短冊を嬉しいと素直に受け取れませんでした。なぜならT君がラグビー部になりたいと書いた真意は、私と多くの時間を一緒に過ごしたいから故の願いと捉えたからです。むしろ私が反省して、T君と一緒に過ごす時間を持てるように願いたいです。親としては複雑な心境でした。親として子供が苦労している姿は、心が締め付けられるような気持ちになります。多分、みんなの保護者の方も、みんなが苦労する姿は見たくないでしょう。側にいれば、叱るなりして勉強させることが出来るでしょうが、寮に送り出して離れているので、出来ることは信じ願うしかないのです。
みんなは色んな人から願い期待されているはずです。出来る苦労は前向きに取り組み、期待を裏切らないように生活することがなによりの親孝行です。テストがんばりましょう。(帆刈)
< Let‘s Play >
4年に1度のワールドカップが連日連夜行われていますが、光風館では日本戦に限らず多くの試合をテレビで観戦しながら盛り上がっています。でも、盛り上がっているのはワールドカップ観戦だけではありません。先日、2日続けての光風館のスポーツ大会がありました。初日は体育館でいろいろな競技を、翌日はグラウンドでサッカーをしました。岩原先生と私は2日目のサッカーに参加したのですが、前後半合わせて約2時間の熱い試合になりました。スポーツが得意な人もそうでない人も一生懸命にボールを追い、ボールを蹴る姿はとても良いものです。みんな寮の中の“いつもの”表情とはまた違った表情を見せてくれました。
私はスポーツにはいろいろな力があると思っています。スポーツをすることは楽しいし、健康に良い、ストレス発散にもなりますが、スポーツには人と人をつなげる力があると思います。
私はアメリカに留学した当初、まったく英語を話せませんでした。しかし、サッカー部に入部し、いろいろな国の仲間と一緒にプレーすることで、すぐにたくさんの仲間ができました。また、海外旅行に行く時には、私は必ずサッカーボールを持参するのですが、街角でボールを蹴っていると地元の人たちが寄ってきて、いつの間にかサッカー大会になっていることが多くあります。私はサッカーのおかげで世界中に本当に多くの友を得ることができました。それは、スポーツは言葉の代わりに人と人のコミュニケーションの一つになっている証拠だと思います。
今度はテストが終わった日の夜に光風館ソフトボール大会が行われる予定です。今回は2年生を中心にソフトボール大会の準備が進められています。2年生がスポーツ大会を企画・実行してくれるのはこれが初めてです。先日、参加者を募集すると31名の参加希望者がいました。その一方で数名が「ソフトボールは苦手だから」「やったことないから」という理由で不参加になっていました。私は「不参加がいるのは残念だけど仕方ない」と思っていました。でも、準備を進めているKくんから「不参加の人たちを誘いたい」という申し出がありました。それは光風館で行うスポーツ大会を光風館全員で楽しみたいというKくんの思いなのだと私は受け取りました。そして、Kくんと一緒にまだ参加に○をつけていないひとりひとりのところへ行き、勧誘をしました。その結果、委員会で参加できない人以外全員参加予定となりました。今回のKくんの呼びかけで、私は寮の行事を強制ではなく自由参加にすることも大切だけど、やっぱり寮の全員が参加する行事も大切だなぁと感じました。今回もスポーツを通して光風館メンバーが活き活きと交流することができればと思っています。(三浦)
< 礼拝のお話し >
U.H.(3年)
みなさん、こんばんは。みなさんは、「人の上に立つ」立場になったことがありますか。例えば、委員会の委員長や部活の部長、評議委員などです。私は、敬和に来てから「人の上に立つ」ことが多くなりました。部活では柔道部副部長、寮では整美委員、クラスでは評議委員、学校では生徒会副会長を務める経験をしました。この経験から感じたのは、「人の上に立つ」という事は、そんなに簡単ではなく、むしろ大変面倒であるということです。「人の上に立つ」上で最も重要だと思うのは「責任」です。人の上に立てば立つほど、その内容は難しくなり、失敗をすることが許されなくなり、責任はどんどん大きく重くなっていきます。
でも、「人の上に立つ」のは、大変な事ばかりではありません。素晴らしい面もあります。「人の上に立つ」役割と責任を達成すれば、周りの人から「責任のある人」と評価され、信頼されたり尊敬されたりするようになるからです。
人の上に立ち、責任をもつことは、大変で面倒なことなので、自らの意思で進んでやろうと思う人は少ないかもしれません。でもあえて、そのイバラの道を進んでみると得るものは沢山あると思います。ここにいる1・2年生の皆さんも、自分自身を一皮剥くチャンスだと思いますので、積極的に「人の上に立つ」ことをやってみてください。T.T.(3年)
みなさん、こんばんは。旧9室のTです。今日は進路についてお話したいと思います。皆さんは、「進路はどうするんだ?」と聞かれたら、すぐに答えることができますか。たいがいの人は、漠然としていてすぐには答えられないかもしれません。私もそうだったのですが、つい最近になってようやく自分がしてみたいことがハッキリしてきました。私は将来、農業をしたいと思っています。でも、そのためにどこへ進学したらよいのか、そこまでは決まっていません。ごく最近になって、新潟農業大学校という学校の存在を知り、今興味をもっているところです。
進学をするにしても、就職をするにしても、自分が何をしたいのかがハッキリしていないと、進路の方向性を見定めることはできません。まず、これが一番大事だと思います。1・2年生のみなさんは、進路を決めるまでにはまだ余裕があると思っているかもしれませんが、時間はあっという間に過ぎてしまいます。進路を考えるのに早すぎるということはありません。将来のことをしっかり見据え、それを実現できるように、今から少しずつ努力していくようにしましょう。M.M.(3年)
みなさん、こんばんは。今日は、「チームスポーツにおけるコミュニケーションの重要性」についてお話します。
チームスポーツにおいて、チームが上手く機能するためには、技術や戦術と同じように、コミュニケーションも非常に重要な要素の一つになります。一般的に、コミュニケーションは、大きく二つに分けられます。一つは、「言語的コミュニケーション」と、もう一つは、主に言葉を使わずに行動を通じてお互いのメッセージを伝える方法の「非言語的コミュニケーション」です。
チームスポーツでは、協力して戦う味方とは、ジェスチャーを交えた「サインプレーか「アイコンタクト」で信頼、理解など意図している気持ちを伝えることのできる「非言語的コミュニケーション」は重要な意味をもちます。また進む方向がバラバラな者同士の集まりはただの集団としかいえません。そこで、競技時間外での「言語的コミュニケーション」が必要になってきます。何度もお互いの意思、目標を確認し合うことがとても重要になってきます。
チームワークというものは、お互いの考えを理解し合ってはじめて築けるものです。お互いが言いたいことを言えないような関係だと、チームがうまく機能しません。このことは、寮生活においても当てはまることだと思います。私たち41回生は、自分たちの意思で携帯ゲーム機やカード類を回収し、人と人とのコミュニケーションを大切にするようにしました。正直、私はこれにより以前よりもだいぶ周りの人とコミュニケーションをもつ時間が増えましたし、周りの人といろんな価値観を共有できるようになってきました。1・2年の皆さんも「コミュニケーションの重要性」というものをぜひ考えてみてください。
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