自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
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2018/04/17
麻婆丼・中華スープ・牛乳・フルーツヨーグルト
新潟は4月中旬だというのに肌寒い日々が続いている。桜も散ってしまった。でも今日は麻婆丼で心も体も熱くなった。少しピリッと辛さの効いた、豆腐が小さめの麻婆。口直しにワンタンの入った中華スープ。食後には辛さをやわらげてくれるフルーツが大きめに切ってあるヨーグルト。完璧だ。
ふと見ると、大勢でわいわい盛り上がりながら食べている生徒、空席を見つけるとすっと入って黙々と一人で食べる生徒がいる。「ぼっち飯」などと一人で食べることを揶揄する言葉もあるが、敬和生には関係のない言葉のようだ。
社会人になっても、「ぼっち飯」が怖くて会社のトイレで食べるとか、翌日のランチの友達を確保できないから休むとか、いい大人になって何をしているのだろうと思わせる話がある。それほどに現代日本の同調圧力というのは強烈なのだろう。
小→中→高→大（社会）と進むとき、言うこと聞け→言うこと聞け→言うこと聞け→自分で考えろ！といった教育が横行している。高校年代の彼らにはランチを通して、大勢で楽しむこともできる、一人で取組むこともできることを身に付けてもらいたい。自立心と自己肯定感は正比例であるはずだからである。
（Ｓ・Ｋ）
