自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
2018/04/10
<51回生を迎えて>
待ちに待った51回生の入寮。今年度は、19名もの新たな仲間が大望館に加わり、総勢47名でのスタートとなります。51回生は、入寮礼拝、入学礼拝、対面式、オリエンテーションキャンプ、ウェルカムデー、寮祭……と忙しい日々が続きます。そんな51回生を先輩たちは、サポートしてベストな敬和生活のスタートがきれるように、全力でサポートしてあげてください。51回生も自分の部屋の先輩を頼って、わからないことは何でも聞いて、まずは、寮生活に慣れていって下さい。この慌ただしい4月を大望館一丸となって乗りきりましょう。(山﨑)
<対面式>
4月4日(水)夕礼拝後、対面式が行われました。51回生が、約200人の寮生の前で自己紹介をする行事です。この行事がとにかく盛り上がります。雰囲気に乗せられた51回生は、勢いのまま自己紹介を頑張っている様子でした。今回の行事をきっかけに、これからの寮生活で、自分をさらけ出すための第一歩が踏み出せたのではないかと思います。(山﨑)
<大望館・礼拝の話>
『こいつ何いってんだ?』
皆さん、たまに「こいつ何いってんだ?」と思う事ありませんか。僕は、ある日テレビを見ていた時に、このような質問がされていました。「世界から戦争をなくすにはどうすればいいか?」という質問でした。僕は真っ先に「無理じゃね?」と思いました。この質問に答えていたのは、幼稚園の年長ぐらいの子どもたちでした。子どもたちの答えの中から紹介されていたのは、「みんなが笑顔になる」そして「みんなで手をつなぐ」という2つでした。答えとしては、とても子どもらしい答えだと思います。僕は、このことに対して考えることにしました。殺人事件を起こした人達から作られた統計では、人を殺した場合、8割の人が感情がおかしくなるというデータが出ています。つまり、人を殺してしまったら笑顔でいられなくなるという事です。そして、「手を繋ぐ」ということに関しては銃などを持っていた場合、手がふさいでしまっていて手をつなぐ事が無理だと考えました。
僕が何を言いたいかというと、どんなことに関しても考えるという事をしてほしいという事です。例えそれが子どもっぽくても、考えることに意味があると思います。そして僕は「無理」という言葉は諦めている事だと思っています。