毎日の礼拝

毎日のお話

2018/04/06

土屋 由紀夫(社会)

ルカによる福音書 9章22節  「この思いを忘れるな」という言葉が、日体大学駅伝部の食堂に飾られている。64回連続箱根出場の日体大が、屈辱の19位に終わった直後に飾られた。日体大は、次の年に総合優勝した。同様に、羽生結弦も屈辱を味わう事が大切だと語る。新年度が始まり、再出発の機会が与えられた。本当に自分が生まれ変わりたいと思うなら、屈辱を自分の目前に置き、それを受け止める事が必要だ。屈辱こそが、前進するための力になる。それから逃げようとする人は、自分を変える事はできない。自分を変え、新しく生まれ変わるという事は、それ位苦しい事だ。