毎日の礼拝

毎日のお話

2018/03/01

小西 二巳夫(校長)

マタイによる福音書 22章34~40節  「敬和ロス」は、敬和卒業後の喪失感を表す。しかし、敬和はやりたい事を見つける通過点で、今を生きる事に懸命であってほしい。「本能寺ホテル」という映画がある。主人公がタイムスリップし織田信長に会い、自分のやりたい事が大切だと知る。信長は明智の裏切りで最期を遂げる運命を知っても、後世が平和になる事を知って受け入れる。イエスも、ユダの裏切りを事前に知っても本来の目的が達成されるため逃げなかった。「敬和ロス」は、「1人敬和で生きる」事だ。新しい場所で、敬和で培った事を糧に生きる事だ。1人敬和で生きる事は、敬神愛人に生きる事だから孤独ではない。イエスが寄り添い、共に歩んで下さる。