自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
2018/02/20
食パン・チキンバジル焼・キャベツソテー・クリームスープ・牛乳・りんご
ランチホールに日がさしている。久しぶりの晴れ間だ。クリームスープの優しい味が冬の厳しさで縮こまった体と心を暖めほぐしてくれる。今日は柔道大会、勝負に燃えるのはいいが怪我しないでくれよ、と思う。
昨年、娘が敬和を受験した。合格をいただいたのだが、第一志望校になんとか引っかかったため、春からともに通うことはかなわなかった。(もっとも娘が一緒に通う気があったかどうかは知らない)
受験を終え帰宅した娘のマシンガントークを覚えている。「礼拝、超やばい。目を閉じてたら上のほうから何か小さいのが降りてきた。自分の背中にも羽が生えて、一緒に飛んで行きそうだった。」
こういうのを感受性が豊かと言っていいものか……。パイプオルガンの響きの美しさと、一人になることの感動をもっと上手に表現すればと思うが、長らく礼拝にのぞむ大人が忘れかけたものを気付かせてくれる話だった。
今日の礼拝は冬の新潟とは思えない晴天の下行われた。チャペルに入り見上げると尖塔から差し込む日の光が壁を明るく照らしている。黙祷すると、本当に「何か」がそこにいて見守られている、と感ずるのだ。
(S・K)