今日のランチ

今日のランチ

2018/02/02

今日のランチ(2018.2.2)

ひじきごはん・サバ西京焼き・ほうれん草おひたし・豚汁・牛乳・ミニたいやき

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1月12日のランチレポートで、雪道で動けなくなった時、親切な人に助けてもらった話をした。

昔は動けなくなった車はすぐに皆で助け出したものだが、携帯電話が普及して、止まってくれる車が少なくなった、というお話だった。

 

昨日、学校に行く途中、雪の山に突っ込んで動けなくなった軽自動車を見た。

俺は車を止めて、前回の反省から積んであったシャベルを片手に、救出に乗り出した。

そうしたら、後続の車も止まって、その人もシャベルを引っさげて飛び出してきた。

乗っていた人と、三人で、猛烈な勢いで雪をとり除き、せーの!で押すと、車は雪の山から脱出することができた。

 

いい気分だったな。

助けてもらったお返しを、別の人にすることを、ペイ・フォワードと言うんだそうだ。

助けてもらった人にお返しすれば(ペイ・バック)、それでチャラだが、別の人に恩返しをし、その人もまた別の人にお返しすれば、親切の輪が広がる。

そこで考えた。

俺がもし、もう一回、つまり二人の人を雪の中から救ったとする。

その二人の人が、またそれぞれ二人の人を救ったとしよう。

そういうことが二十七回続くと、何と、一億人を越え、日本の人口を上回る。

三十三回続くと、八十億になり、世界の人口を越える。

たった一回の親切が、世界を変えることになる。

一人の力は小さいと言うが、とんでもない。世界を変えるきっかけになりうるということだ。

 

一回受けた親切を、二回返す、というところがミソ。

一回返すだけだと、三十三回繰り返しても三十三人にしかならないからね。

ペイ・フォワード・トゥワイス(Pay forward twice)

名案だと思うんだがなあ。

(T.H)