クラブ活動

バスケット部

2017/12/25

<バスケット部> 祝 リーグ昇格

入替え戦VS巻総合に勝利!! 祝 リーグ昇格

47-41で巻総合高校に勝利しました。

チームの一つの大きな目標であったリーグ昇格、ようやく果たすことができました。

正直言えば、(C)山岡海波くんをキャプテン、(H)北野智也くんを副キャプテンとする

このチームにそこまで期待していなかったんです。

なぜなら(Z)山田二千翔くんをキャプテンとする現3年生のチーム、

それより前のここ何代かのチームと比べても体力的にも技術的にも劣るというか、

バスケットボールに関しては未熟な選手がこのチームには多かったからです。

ところが、リーグ戦が始まってみれば破竹の6連勝。結果は6勝1敗の準優勝でした。

念願の「入替え戦」の切符を手に入れて臨んだのが今回の試合でした。

 

「素人集団だからこそ『基礎基本』を大事にしよう!!」と声を掛け合ってチームを

牽引してきたキャプテン、副キャプテンの存在、役割は大きかったと思います。

1年生ながらスタメン起用されてきた(W)原田耀くんや(B)大倉幸佑くんの活躍も

見過ごせません。

でも、それだけではこの快挙は為し得ませんでした。

現3年生たちが引退後、ずっと練習に付き合ってくれました。

OB・OGの方々は差し入れや寄付をしてくれました。

本校バスケ部の初代監督(栗原コーチや岩原が現役選手だった時の顧問の先生)も

時々顔を出して熱い指導をしてくれました。

保護者の方は、延長練習で、遅い時間にもかかわらず、送迎してくれましたし、

決して安くはない部費や合宿費を負担してくれました。

そうした多方面からのサポートがあって為し得ることができたのだと思います。

私たちはそれら全てに深く感謝しなければなりません。

 

私たちは依然として未熟なチームです。でも、今回の結果を大きな自信にしていきましょう。

そして、次の目標に向けてさらにステップアップしていきましょう。

勝利至上主義はとりませんが、一つの試合の勝ちをこだわり、そこに至る練習を通して

人間的な成長を図っていきましょう。

次戦は1月6日のBSN杯です。Bリーグ校としてのプライドをもって初戦突破を

果たしましょう。

 

 

 

 

ゲームリポート By Shin Tanaka

 

巻総合は、1-3-1のゾーンディフェンス。一方敬和は、マンツーマンでのディフェンスだ。巻総合ボールで試合は始まった。最初のシュートは、巻総合#8のゴール下。それに対して敬和のオフェンスは、#5北野がリバウンドを取りそのままゴール下で得点する。その後の巻総合の攻撃は、トラベリングやファールが重なってしまい、8分11秒でチームファールが3つに。敬和はフリースローを決め4-2とする。巻総合は、#4がオフェンスファールをとられ#13と交代する。その後もスリーポイントが決まり逆転に成功する。4-5巻総合のリード。ここでお互いにトラベリングが出てしまう。敬和は#8砂山が、リバウンドを取りシュートを狙うも決めることができず悔しい表情を浮かべる。4分29秒 フリースローが決まり6-5に。巻総合は#9がコートに入り、ゴール下で得点する。54.3秒で敬和がタイムアウトを要求。敬和は、ルーズボールに飛び込みマイボールにする。そこから、#6原田の右コーナーからのスリーポイントが決まり10-7と敬和がリードして終える。

 

2Q #8砂山のシュートで幕を開ける。ここでガッツポーズが!巻総合は#8のレイアップで得点につなげる。2分近くお互いに得点を挙げることができない。試合が動いたのは8分3秒。#5北野がカットプレーからシュートに持っていきファールをもらう。フリースローを1本沈め、久しぶりに得点する。その後も#6原田が落ち着いてスリーポイントを決め15-10と5点のリードに成功する。5分57秒、タイムアウトを取ったのは巻総合。流れを変えたい巻総合だったが、敬和の硬いディフェンスの前に得点することができない。敬和は良いディフェンスから流れを掴み、#6原田のスティールからレイアップに持ち込み差を広げる。19-10とこの日最大の9点のリードに成功する。巻総合は、#4のミドルシュートや#7のシュートが入り差を縮める。19-14 敬和がタイムアウトを取る。残り1分37秒。敬和はチームファールが4つなのでファールをすることができない。巻総合はバスケットボールカウントが決まり流れを渡さない。敬和は#5北野が、ハイポストからドライブで攻めさらに、#6原田のスリーポイントがゴールに吸い込まれ24-17と敬和がリードして後半へ。

 

3Q 敬和の最初のオフェンスは、ターンオーバーから始まる。巻総合もパスミスでお互いに得点できず再び敬和ボールで試合が始まる。このピリオドは、リバウンドの取り合いだった。序盤3分はどちらも得点できず苦しむ展開が続いた。最初にゴールを揺らしたのは敬和。#4山岡のレイアップだ。巻総合は#13がコートに戻りプレーする。変わったばかりの#13がドライブで仕掛け得点する。タイムアウトを要求したのは敬和。26-21と差を縮められた。6分3秒。敬和の攻撃は#6原田を起点にする。その#6原田が左45度からスリーポイントを放ち、綺麗な放物線を描きボールはネットの中へ。その後も速攻が出るが決めることができず、29-22と敬和がリード。巻総合は徐々に、フリースローを決め得点を重ねてくる。#9が4つ目のファールを吹かれベンチへ。3分22秒、リードは変わらず敬和。敬和は2連続のオフェンスリバウンドを取り、オフェンスを組み立てる。時間を使って攻め、最後は#4山岡がレイアップを決め確実に得点する。しかし、ここで#4山岡がファールを取られ4つ目のファールになる。ロングパスで速攻が決まり、35-24とリードを保ったまま最終ピリオドへ。

 

4Q 敬和は、セットプレーから#8砂山がレイアップで得点を稼ぐ。さらに、#6原田のミドルシュートが決まり相手を突き放す。ここで出たのが#8砂山のパワープレー。しかし、トラベリングの判定でベンチもガッカリ。巻総合は1on1で崩して得点を奪う。その後も速攻で得点し粘りを見せる。42-26 残り6分 敬和リード。巻総合は連続得点に成功して差を縮める。ここで敬和がタイムアウトを使う。巻総合はディフェンスを変え、ボックスワンで#6原田を徹底的に守る。しかし、#6原田が相手をふりほどきミドルシュートをねじ込む。ここで巻総合はディフェンスを1-3-1のゾーンに戻す。再び敬和がタイムアウトを使い、オフェンスを組み立てる。ここでボールコントロールをしたのが#4山岡だ。的確な指示と力強いドライブでチームを鼓舞した。チームに流れを引き寄せたプレーがある。#8砂山のルーズボールだ。このルーズボールでチームは勢いに乗った。その後も、#4山岡がゴール下で得点し点数につなげた。最後は、巻総合のレイアップ、スリーポイントが決まり試合が終わった。47-41と敬和が勝利した。最後の最後まで手に汗握る戦いだった。敬和は10年ぶりの入れ替え戦に勝利し、念願のBリーグで戦うことになった。

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