のぞみ寮通信

のぞみ通信

2017/12/18

今週ののぞみ寮 第52号

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0052_07 「今年も寮クリスマスでクッキーを作ります。手伝ってくださる方は、友愛館に集まってください!エプロンや三角巾のある人は持ってきてください!」と各館で食事委員が告知をしました。そして集まってくれたのは30人を超えるボランティア達。しかも、今回が初めてだったのではないかと思います。男子までもがエプロンと三角巾の完璧な姿で登場してくれました。びっくり!「ステキ~!」と小菅先生と私からの黄色い声が飛びました(笑)。
 出来たクッキーは1000枚を超えます。250人分ですから。一枚一枚型抜きをして、トッピングをして、絵柄を入れて……となかなかの手間なのです。しかしそこはのぞみ寮生のすごいところ!型を抜くのも、生地をのばすのも、絵柄を入れるのも何もかもを楽しい物に変えて取り組んでくれていました。
 「困ってるの?手伝おうか?」といつでも、どんなときでも助けてくれるのぞみ寮生。仲間との支え合いの毎日で育まれていくのでしょう。本当、ステキです!

 

 

 

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 今週ののぞみ寮は何といっても、寮クリスマス「寮クリ」です。寮クリのメインと言えば、1年生による会場になる友愛館の飾りつけです。しかしこの飾りつけ、毎年いろんなことがあります。「誰かが全然手伝わない」「絶対にこうした方がいいのに、聞いてくれない」などなど、クリスマスに苦しみます。そのいろんなことが、成長につながると信じてやまないのですが、今年は例年と違い、なんだかものすごくみんなが力を合わせて取り組んでいるように思われました。それも、例年と違うチャレンジがあったからに思います。
 例年は、各館に飾りつけをするスペースを与えられ、そこをその館がテーマに沿った飾りつけの構想から始まり、手掛けていきます。今年は、各館の4か所にさらにもう一か所。4館合同チームが結成されたんです。館の枠を超えた活動の効果は抜群。互いの館が力を合わせているその雰囲気が、会場を包み、どこのブースも和気あいあいと力を合わせて取り組んでいる様子でした。
 それでも、いつも通りの光景も見られました。隣のブースの出来上がるのをチラチラ見ながら、「あ、勝った」「ヤバ、○○館のすごい!!」とか、チラチラ見ているその表情からは、色んな心の声が聞こえてきました。一番残念なのは、この飾りつけもあと数日・・・。いつまでもクリスマスでいるわけ行かないので、元に戻さなくてはならないんです。あんなに時間をかけたのに、戻すのは一瞬です。ちょっと寂しい気はしますが、それ以上に得たものは大きいんじゃないでしょうか。

 

 

 

 

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 寮クリスマスは3部で構成されます。ディナータイム、クリスマス礼拝、お楽しみ会。今年はどれをとっても非常にクオリティーの高いものになりました。
 まずは、やっぱりこれがメインでしょうか。でぃなーです。クリスマスと言えば、やっぱチキンです。多くの寮生が手をべとべとにしながら、チキンを食べていました。お手拭きを用意しとけばよかったと、今思いつきましたが、チキンを食べてキチンと手を洗いました。ゲストから1名、寮生から2名にスピーチをしてもらいましたが、そのスピーチが良かった。これはのぞみ通信に掲載するつもりです。チキンのほかに、ポテトフライにカナッペ、サラダにドライカレー。調理してくれた方たちは本当に大変だったと思いますが、寮生のリクエストにすべて答えてくれました。これにはお腹だけでなく、胸もいっぱいです。とにかく大満足。
 次に礼拝。今年は講師にのぞみ寮から一番近い教会の新潟北教会の会員であり、サックス奏者ですっごく有名なゲームの作曲なども手掛けた日比野さんを招きました。何よりも、こんなに近くにこんなにすごい人がいたなんて・・・。それが寮生の一番の感想です。日比野さんは、ご自身のこれまでの歩みを、サックス演奏とプロの歌手である奥様の歌と共に証してくださいました。心を震わせられるそんな、講演でした。
 最後のお楽しみ会も、大盛り上がり。ここ近年の中では一番、見ていても楽しいものでした。特に司会を担当したYさん。彼女は与えられた才能を、あの場で存分に発揮してくれました。ただただ「すごい・・・」この一言に尽きます。お楽しみ会は行事委員が担当しますが、彼らも本当にいろんなことがありました。しかし、それを乗り越えたからこそのあの会だったと思います。
 大成功に終わった寮クリスマス。一人一人の働きがあったからこそだと思います。いろいろあった分、変化と成長があったと信じてなりません。