毎日の礼拝

毎日のお話

2017/11/17

大塚 和代(体育)

ローマの信徒への手紙 12章20節 放火を繰り返し、刑務所を出ても福祉の手が届かず、また次の罪を重ねてきた軽度の知的障害を持つ福田さんという人をテレビで見た。福田さんは奥田牧師から支援を受けるようになり、初めて出所時に出迎えてくれる人がいて声を上げて泣いたそうだ。福田さんの出所後に諸機関の支援が受けられるよう、奥田牧師が援助した。福田さんのように、社会生活の手掛かりをつかめない人がいる。強い人が弱い人を助けるのではなく、「同じいのち」を支えあう事、支え合える人がいるから、問題を解決する力が生まれるという事を覚えたい。