毎日の礼拝

毎日のお話

2017/11/02

山口 和憲(聖書科)

サムエル記 下 7章8~9節
私は90年代の流行した曲を耳にすると、若い頃の苦い思い出がよみがえる。現在の生活に満足はしているが、勘違いしているという事に気づかされ当時の自分が思い出される。自分は何も持たない裸だったかと分からせてくれる隣人の言葉、その事実を教えてくれるメロディが聖書の中にある。今日の聖書に登場するダビデも、かつては羊の番に明け暮れた何も持たない若者であった事を忘れた。自分が何者かになったように思える時、勘違いした人生を送らないために、私達が裸である事を教えてくれる聖書のメロディがある。